内閣不信任案採決へ

 内閣不信任案が提出され、いよいよ本日その採決が行われる。今のところこれが採決されるか否かは微妙な状況である。それにしても震災発生時には、超党派で協力すると言っていた自民党公明党の豹変には呆れてモノもいえない。まあ豹変と言う訳ではなく、震災時には我慢して建前論的な嘘を言っていたが、とうとう堪え切れず三ヶ月足らずでボロが出たと言ったほうが分かり易いだろう。
 これに与党の中でくすぶり続けていた小沢派が乗り、とんちんかん宇宙人の鳩山が追従しての猿山のボス争いが始まったのである。また菅首相も、せめて一定期間後に退陣するということさえもほのめかさず、いつまでも権力にしがみついている。
 相変わらず、被災者のみならず国民全体を無視し・愚弄し続けている政治家達による、政治家のための、政治家だけの夢の競演の幕開けに吐き気さえ感じてしまう。低レベルの政治家たちに振り回される我々日本国民は、そろそろ本気で怒らなくてはなるまい!!。
 ただいずれにせよ、感性が全く異なり、歯車の狂っている者どおしが、同じ与党民主党に存在していることが諸悪の原因であることも間違いない。従って内閣不信任案の採決結果がどうなろうと、民主党内できちっと例の人達の除名処分を行う必要がある。また自民党の中にも、長老たちに振り回されているだけの谷垣総裁にはついて行けない若手議員が大勢存在していることも確かである。これらの人々もこの際自民党を抜けて、分裂後の民主党に加入するか新党を結成し、与党と協力するかの分岐点ではないだろうか。
 腐った溜まり水の中で、いつまでも権力争いを続けていても、この国は外国にバカにされるどころか、いずれ消失しかねない。とにかく現在は戦後であり幕末なのだと考え、日本国を憂い、この国の未来を本気で創造出来る政治集団の誕生を望むばかりである。
https://news.blogmura.com/news_criticism/img/news_criticism80_15_lightred_1.gif
にほんブログ村 ニュースブログ ニュース批評へ(文字をクリック)