省エネ・節電対策にはLED照明を使おう

 計画停電はやっと一段落したが、これは各家庭や企業・役所などの節電協力のたまものであろう。しかしながら経済活動活性化や夏場対策のためには、いつまでも節電協力だけではすまない。今後は夏場の工場稼動を夜間に切り替えるなど、これまでとは異なる生活環境の再構成が必要である。
 そうした中で政府は、企業や家庭で使っている白熱灯を全てLED電球に切り替えるという要請をすることも検討したらいかがであろうか。LEDに関しては消費電力が白熱球の約8分の1、蛍光灯の約6割ですみ、その寿命も白熱球の40倍、蛍光灯の4倍に及ぶという。また蛍光灯に比べ、スイッチオンですぐ明るくなるし、点滅性能が悪くないので頻繁にスイッチオン・オフを行うトイレなどにも使用可能だ。また紫外線の放射が少ないため絵画などの色あせも起こりにくい。
 逆に欠点として、従来は価格が高いことと、光の広がりが少ないことがあげられていたのだが、現在は双方ともかなり改善されている。事実、最近購入したLED懐中電灯は、従来の電球式懐中電灯より数倍と驚くほど明るかった。将来更なる改善が進んでゆく事は間違いないだろう。また家庭での電気消費量のベスト3は、エアコン・冷蔵庫・照明のようだ。恒久的な節電のため、是非各家庭でも自主的にLEDへの変換を検討して欲しいものである。
https://news.blogmura.com/news_criticism/img/news_criticism80_15_lightred_1.gif
にほんブログ村 ニュースブログ ニュース批評へ(文字をクリック)