日銀券の増刷を復興財源にしよう

 もちろん子供手当などのバラマキ政策は廃止した上での話であるが、いまこそ20兆円くらいの日銀券を増刷して、東日本大震災の復興財源にすべきである。この話をするとすぐに弱気の経済学者達が、太平洋戦争直後の超インフレを例に出して反対する。
 だが良く考えてみよう。当時に比べ現在の日本の生産力や国際競争力は段違いに飛躍しているし、巷にはモノが溢れ返っている状況である。たかが20兆円位の紙幣増刷で超インフレになるはずがないのだ。それにもし5%程度のインフレを招いたとしても、現在のデフレスパイラルから抜け出せると考えれば一石二鳥ではないか。また円に対する国債信用力が落ちて円安になることは免れないが、これも現在の超円高を是正し、本来あるべく1$=100円位に戻るのだから問題どころか大歓迎といえよう。
 つまり一石三鳥ということになる。政府はなにかあったときに責任を取りたくないため、なかなか決断が出来ないのだと思うが、もはやそんなことをいっている場合ではない。そんなに怖いのなら、とりあえず一兆円位増刷して様子を見てみたらどうなの。
https://news.blogmura.com/news_criticism/img/news_criticism80_15_lightred_1.gif
にほんブログ村 ニュースブログ ニュース批評へ(文字をクリック)