旅館を格安避難所にしてはどうか

 このたびの東北・関東大震災にあたって、長野県では約1万人の被災者の受け入れを発表している。このうち、8,000人分は民間の旅館が割引価格で提供すると言うものだ。これを聞いて、なかなか良いアイデアだと感心してしまった。
 最近は通常でも1泊2食付で一人5千円程度の宿が増えている過当競争の時代である。だから被災者に3食付きで一人2000円程度で提供しても十分ペイできるのではないだろうか。つまり被災者は同じ部屋に多人数で長期間滞在するのだし、食事も豪華なものは不要である。また場合によっては、炊事・片付・洗濯などをセルフにしてもらえば、旅館側の経費はかなり薄まってくるはずである。
 長野だけでなく、秋田・青森・岩手・宮城・栃木・群馬などの温泉地でも民間旅館による格安避難所を設定してはどうだろうか。長野にノウハウを教えてもらい、是非一考してもらいたいものである。
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