自民党よもういい加減にしてくれ

　次期首相最有力候補で国民にも人気の高かった前原外相が、在日韓国人女性から僅か月５万円の献金を受けていたということで辞任に追い込まれた。この在日女性はいわば前原氏の母親代わりのような存在であり、彼が子供の頃に大変お世話になった人だったという。従って全くもって善意の献金であり、前原氏にとってもこの在日女性にとっても、今回の辞任劇は非常に残念で気の毒な話である。
　金額的にも微々たるものであり、心情的にはなんともやり切れないが、法律は法律でありそれを承知していなかった前原氏の落ち度も認めざるを得ないだろう。さらに民主党は主婦年金問題で無知をさらけ出した細川厚生大臣の問責も控えており、もはや空中分解寸前であるといって良いだろう。
　確かに鳩山首相に始まった無知・無能力集団の民主党には、もはや政権を任せておけないことは確かである。だが民主党が退場したあと、現状の悲惨な政治貧困を生み出した、いわゆる政治ガンであった自民党が政権を取り戻して日本は良くなるのだろうか？
　最近の自民党を観ていても、政治ガンであった反省が全くなく、ただただ与党議員の問責や解散要求だけに終始している。これは裏で小泉元首相が糸を引いているという噂もある。もしその噂が本当ならとんでもない話だ。とっくに議員を辞めた人物が、とやかく政治に口を出すのもおかしいのではないだろうか。またそんな人物にただ踊らされているだけの谷垣総裁にも失望してしまうよね。
　まあそれはそれとしても、野党はもういい加減に税金を使って、与党の誹謗中傷だけに明け暮れるのはやめて欲しいね。ことに自民党には、もっと国民のために政策についてきちっと議論して欲しいのだ。そうしないと解散・総選挙となっても民主党にも自民党にも投票出来ないじゃないか。

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