お役所仕事

　年度末が近づいてきて、またまたあちらこちらで道路を掘り返している。毎年同じように繰り返されるお役所の予算消化のための工事である。まあ道路を直してくれるのは良いのだが、それにしてもどうしてこうチンタラと小出しに行うのだろうか。
　もう１６年前の話になるが、東京駅の中央線ホームを最上階に移設する工事を終電から始発までの数時間で完了してしまったのだ。まるで秀吉の一夜城ではないか、と当時は驚嘆したものである。そう、やれば出来るのである！。だが役所の道路工事は、延々と何十年もチンタラ工事を続けている。こんなことで良いのだろうか。

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