最低保障年金は先送り

　与謝野馨経済財政担当相は、民主党が掲げる最低保障年金に関し、「税で全部を賄う年金は設計図が描きづらく、時間がかかる。今回は理念の部分はやるが、間に合わない」と述べ、６月にまとめる社会保障・税の一体改革では先送りにしたようである。
　さすが与謝野さん！と拍手を送りたい。最低保障年金とは簡単に言えば国民年金保険料を支払わなかった人にも、２年分の保険料を支払うことを条件に国民年金の満額を支払うというバカな制度である。これでは４０年間真面目に保険料を払った正直者が損をするということになり、誰もこれから年金保険料を払わなくなってしまうという超悪法だったのだ。あのどうしようもないバラマキ・こども手当て以上におかしな制度なのである。
　もし善意の無知で保険料を支払わなかった人がいたとしても、貧困者であることが認定され、かつ保険料も最低１０年分支払った人に限る位の条件を付けるべきであろう。とにかく恐ろしいのは世間知らずの民主党マニフェスト教（狂）である。知らないうちに、どんどん国の財産が食い潰されていく･･･。小沢がどうのというより、バラマキだけはやめて欲しいよね。

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