気象庁の気温の測り方

 通常、気温は地上の気温を意味し、日本の気象庁では、地上から1.5mの高さで、温度計を直接外気に当てないようにして測定している。そのために、温度計や湿度計はファン付きの通風筒や百葉箱に入れられているという。この方法はWMO(世界気象機関)の規則に準じているというのだが、我々が体感する温度とは全く異なっているのだ。
 試しに我が家の中では34度Cだった気温が、温度計を直射日光が当たるようにペランダに10分間置いたら、なんと48度Cにもなっているじゃないの。我々が外を歩いていて体感するのはこの48度Cなのである。14度も差があるのである。
 またもし温度計を都心の炎天下に置いたら、間違いなく50度Cは超えるに違いない。熊谷が40度Cだと大騒ぎしているが、もしかすると熊谷の炎天下では55度C位なのかもしれない。
 こんなにも気象庁の気温と実気温との差があっては全く参考にならないどころか話にもならない。もういい加減にWMOの規則に縛られず、炎天下での実気温も併せて発表して欲しいものである。
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