タイの大洪水

 タイを襲った数十年ぶりの大洪水による被害は、さらに拡大し続けておりとどまることを知らないようだ。私が以前勤務していた会社もタイに工場があり、かなりの被害を受けているようだが、タイは日本の製造業の進出がめざましい。

 従って今回のタイ大洪水は、対岸の火事ではなく、まさに日本が被る被害も莫大な額にのぼると思われる。また洪水自体の被害だけではなく、100匹余りのワニが動物園から逃げたという。さらにトラやヘビも逃げ出している可能性があるとしている。

 今後は衛生状態悪化により、伝染病が蔓延する可能性もあるだろう。非常に気の毒であるが、もはやタイに進出している日系企業は、壊滅的状況に追い込まれるのではないだろうか。
 それにしても、今年は日本だけではなく、世界中で異常な天変地変が続いている。不遜な人類が撒き続けた自然破壊に対する、神の報復なのか。これから地球は一体どうなるのか不安で堪らない。

 また利益追求オンリーで国内から海外に生産拠点を移し続けている企業にひとこと。この状況は原発と非常に似ている。つまり目先のコストは安いが、膨大なカントリーリスクを併せ持っているということである。従って海外移転もほどほどにして、こうしたリスクに備えて、これからは国内にもしっかりした生産拠点をいくつか確保しておかねばならないだろう。

台風15号の爪痕

 それにしても今年は厄年である。東日本大震災福島第一原発の爆発事故、台風12号と15号が大暴れだ。そのうえ超円高、雇用不安、世界規模の大不況と続く。この先一体何が起こるのかと不安で堪らない。
 さて台風であるが、12号は雨台風であったが、今回の15号は風台風で、首都圏も直撃されて散々だったね。ことにサラリーマン達には、東日本大震災以来の交通麻痺が襲い掛かって来たもんだ。それにしても多くの会社は、帰宅指示を午後4時頃になって出していたようで、先の大震災の教訓が全く生かされていなかったのが残念である。せめて午後1時頃に帰宅指示を出していれば、あれほどの混乱は招かなかったと思うのだが・・・
 さて今朝になって近くの市営公園を散策してびっくりしてしまった。まず人口池の近くにあった柳の大木が根こそぎ倒れているし、森の中の木々も真二つに生木を裂かれていたものが10本以上もあったのである。改めて台風の威力に恐れおののいてしまった。

パソコンの引越し

 9年前に購入したセレロン仕様の古いパソコンの動きが、余りにも重いので、とうとうパソコンを買い替える決断をした。最近はパソコンの価格が安いので、決してケチっていた訳ではなく、新しいパソコンの設定や、古いパソコンから新しいパソコンへのデーターやアプリケーションの移動が面倒だからである。
 しかし一度買い替えの決断をしたからには、この面倒な仕事をなるべくスムーズに行わなくてはならない。それでパソコンの発注と同時に外付けハードディスクの購入、不要データーを完全消去するためのソフトウェアの購入を行った。さらにはパソコン引越しのための書籍を図書館に予約することにした。
 準備が整ったところで、いよいよ新しいパソコンが我が家に届いたのである。さあ早速仕事にかからねばなるまい。
1.新PC側
①Win7Liveメールのダウンロードと設定
②Win7転送ツールを外付けハードディスクへインストール
③転送ツールを使って旧PCから移動できるデーター等を吸収し、それを新PCへ移動
④転送ツールでは転送できないアプリケーションを手作業で新PCへインストール
⑤プリンターのドライバインストールと設定
⑥各種登録
2.旧PC側
①データー完全削除ソフトをインストールして、不要なデーターを選択しながら削除
②再セットアップ
ハードオフに売却
 ああ疲れた。簡単にまとめたが、実際にはこの間にいろいろ試行錯誤もありこれらの作業を完全に終了するのに約一週間もかかってしまった。もう一台のパソコンも買い換えようと思っていたが、面倒くさいので当分は買い控えすることにした。

鉢呂経済産業相が失言辞任

 全く無神経というか情ないというか無知というか、またまたアホな失言で鉢呂大臣が、わずか10日足らずで辞任することになった。これでここ2年間で失言辞任した大臣は、柳田氏、松本氏に続いて3人目となった。
 今回の失言内容は、原発周辺地域を「死のまち」と言ったり、あたかも放射能が伝染するかのように、記者に着ていた服をこすり付けて「ほら放射能」発言。それにしても酷いというか幼稚というか、これではまるで小学生ではないか。
 いずれにせよ、偉くなって嬉しくて記者達にリップサービスをしたのかもしれないが、それが大きな錯覚である。偉くなるということは同様に責任を取る人になったということであり、その自覚もなくただただ偉くなって嬉しいだけでは済まされないのである。これは決して政治家に限らず、サラリーマンも同様だと言うことを肝に銘じておこう。

やっと去った台風

 22人死亡・55人行方不明!!長く厳しくしつこくやっかいな台風12号であった。過去にこれほど長期間・広範囲に亘って被害をもたらした台風があったろうか。ことに紀伊半島での降雨量は物凄かった。ある地域ではここ数日で、都心に降る雨の一年分が降ったという。まことに気の毒なことである。
 それにしても今年は、地震津波原発事故・台風と大災害が相次ぐ厄年である。また日本だけではなく米国でも大竜巻に見舞われている。
 そのうえ全世界の経済も沈着停滞ぎみである。そしてリビアをはじめとして世界各国でクーデターが勃発している。これはもう地球規模での大厄年だ。きっと人間達の勝手な行動に神も地球も怒っているのだろう。これから我々はどこへどのように向かって進んでゆくのか。そしてその向こう側にはどのような災難が待ち受けているのだろうか。考えさせられた一週間であった。
★下記の「にほんブログ村」文字部分をクリックすると本ブログのランキングがわかります。よろしくお願いします

民主党代表選挙が終わって

 かなり異様だった民主党代表選挙が終わり、野田氏が新代表となった。池袋で号外を貰ったとき、なぜ野田さんだったのかと、びっくりしたものだが、良く考えてみれば当然の帰結というか、民主党議員にもまだ良識が残っていたということであろう。
 もし小沢傀儡の海江田氏が代表になれば三党合意は白紙となり、詐欺にあった自民・公明両党は、怒り狂って「解散要求」以外の仕事はせず、国会は大空転していたはずである。
 いずれにせよこれで民主党がまとまるとは思えない。暗に小沢派が重要ポストを要求し、その結果次第で協力するか否かを考えている様子だからである。いまだかつて同じ政党の中でこんなに厄介な派閥が存在したであろうか。民主党内をまとめるのは野党の協力を得るより難しい状況なのである。
 毎度言うようだが、主義主張の全く異なる派閥は、民主党を出て新しい党を創ったほうがよい。そのほうが有権者にも分かりやすいと思うのだが・・・。
★下記の「にほんブログ村」文字部分をクリックすると本ブログのランキングがわかります。よろしくお願いします。


民主党はもうだめだね

 民主党の代表選挙を控えて、候補者達がこぞって小沢詣をはじめている。最大派閥の票欲しさに、現在党員資格停止で謹慎中の人に擦り寄ってくる神経とは・・・。悲しいかなこれが民主党の実態なのであろう。
 政策ではなく政局だけ、結局菅おろしも、自分が出世したいだけの方便だったのだ。呆れてモノもいえない。もうこんな党は早く幕を閉じて欲しい。民主党の代表選挙より解散・総選挙。それしかないね。